南部鉄偶で鉄分補給!かわいい土偶で鉄クギいらずのぬか床・黒豆も

↑この土偶が便利アイテムになるなんて、誰が想像しただろうか…

スポンサーリンク

土偶が南部鉄で!?

南部鉄「偶」ヒット中 やかんや鍋に入れて鉄分補給 愛らしい見た目評判、生産追い付かないほど
岩手県が出土数日本一を誇る土偶を南部鉄器で再現した「南部鉄偶(てつぐう)」が人気を集めている。盛岡市の工芸品メーカー「壱鋳堂(いっちゅうどう)」が「やかんや鍋に入れて不足しがちな鉄分の補給に」と考案し

ことの発端?は河北新報の記事。「南部鉄「偶」ヒット中 やかんや鍋に入れて鉄分補給」というタイトルです。こちらの記事で壱鋳堂さんの南部鉄偶が紹介されています。南部鉄製の二頭身のミニ土偶が大人気である、と。

南部鉄偶は昨年8月に発売。湯沸かし用のやかんや煮物を作る鍋に入れ、鉄分を染み出させる。黒豆のつや出しやアサリの砂抜きにも役立つという。

–一部略–

2頭身の体形が「かわいい」と評判となり、文鎮や箸置きとして購入する人も多い。今年に入ってからは毎月「生産能力の限界」という千数百個を全国約30カ所の土産物店などに出荷している。

北新報オンラインニュース

なんと、昨年2017年8月には販売していたそう。既に販売開始から1年以上経っているのですね。

今までも玉子のかたちをした「鉄玉子」などは知っていましたが、まさか土偶とは。初耳でした。

南部鉄偶がもたらす効果と使いみち

鉄分補給

基本的な使い方は鉄分補給です。昔は上のような鉄瓶(急須)で湯沸かしをしていたため、日常的に無意識に鉄分補給をしていました。しかしライフスタイルが変わり、ステンレスや琺瑯、プラスチックの電気ケトルなどが登場して鉄分の入ったお湯を飲む生活は離れていきました…。

鉄を入れてお湯を沸かすと、ちょこっとずつ鉄がお湯に溶け出します。このごくごく少量の鉄分を摂り続けることが重要なんですね。もちろんこれだけで必要量は摂取できないので、あくまで補助として。お守りみたいなものですね。

ちなみに鉄分不足は貧血を引き起こします。わけもなく疲れやすい、だるい…なんてのも鉄不足による貧血の症状だそうで。毎日元気でいたいなら鉄分は必須ですね!なお、妊婦さんや授乳中のかたは鉄不足になりやすいので気を使ったほうがいいです。検査に引っかかると産婦人科から処方されるくらいですからね。

ぬか床に入れる

糠に土偶

糠に釘…じゃなくて糠に土偶

ぬか漬けを作ったことがある人なら知っていると思いますが、ぬか床には鉄の古クギを入れるというのがセオリーです。鉄分が野菜、特にナスの発色を良くしてくれるんですね。

しかし!鉄の、しかも古クギなんてすぐに出てくるもんじゃありません。防錆材がついてるものもあるし、なんとなく入れたくない…んですよね。

そんなわけで、鉄の土偶ちゃんを入れておけば安心してぬか漬けを作れます。しかも発掘してる気分になれます。

黒豆を煮るときに入れる

おせち料理に入れる黒豆、これを煮るときにも古クギを入れます。理由もぬか床と同じく発色をよくするため。

黒豆に含まれる色素(アントシアニン)が鉄と反応して鮮やかな色を定着させてくれるんです。年末のおせち作りに重宝しますね。

文鎮として書道や手芸にも

鉄の重みを活かした使い方。河北新報の記事にもありましたね。

書道用の文鎮とするとヘビーユーザーは多くないでしょうが、仕事用のペーパーウェイトや手芸用の重しとしても使えます。一般的な手芸用の文鎮は360g、鉄土偶は300gほど。用途は果たしてくれるでしょう。たぶん。

ガーデンオブジェ

こんな感じの、庭の片隅に置いたりプランターに潜ませたりするガーデンオブジェ。せっかく鉄でできてるのにわざわざ土に置くのもどうかという気がしますが、土と鉄という素材はマッチします。

しかし鉄なので水に濡れると錆びます。それも味で風情があるけど、食品用にはどうかなーと。ガーデンなんて言わずにおとなしくインテリアにすべきなのかもしれません。土偶と自然、似合うんですけどねぇ…

南部鉄偶の使い方

オーソドックスに湯沸かし時に使用するとき。

  • ヤカンや鍋に水と南部鉄偶を入れる
  • そのまま沸かす
  • 鉄偶を取り出し、軽く水気を拭く
  • 予熱で水分を蒸発させる
  • 水気がつかないところで保管する

ポイントは水から入れる(熱湯に落とすとお湯が跳ねて危険)、保管時に水気を避ける(サビ予防)ですね。

沸かしてから取り上げた鉄偶はアッツアツなので火傷にも注意です。トングなどで取って、タオルや布巾の上に置いてポンポンと水気を拭いてあげるといいでしょう。

ていねいに扱ってあげれば愛着もわいて大切な存在になってくれそうです。

実用性とデザインの両立で手元に置きたい存在に

南部鉄偶の良さはなんと言ってもその可愛さ!愛らしさ!キッチンにいるだけで笑っちゃうような存在感。

見ているだけでも楽しいというのは一品一品を大事にすることにつながります。良いものを長く使うために必要なのが愛着ですから。こういった実用性とデザインを両立させた壱鋳堂さんは素晴らしいですよね。

南部鉄偶は生活をちょっと嬉しくしてくれるアイテムだと思います。人気すぎて生産が追いつかないほどだそうなので、早めにゲットしておくのが吉ですね。

コメント