簡単!手づくり蜜蝋ワックスの作りかた

蜜蝋ワックス

蜜蝋ワックス、その名のとおり蜜蝋(みつろう・ビーズワックス)を原料にしたワックス。おもに木製や皮革製品のメンテナンスに使われます。

木も革も自然素材のため、乾燥して艶が失われたり傷がつきやすくなったり。放置していると美しくありませんし、製品の寿命も短くなりがちです。

そこでワックスを塗ったりコーティングをしたりして長持ちさせよう、というわけ。

表面保護のコーティング材はオイル、ワックス、ニス、ウレタンとかいろいろあるようですが、無垢の木や本革にはぜひとも自然素材でコーティングしてあげたい。

せっかく自然のままやってきた品物ですからね。同じく自然から採れるものでメンテナンスしたいものです。

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蜜蝋ワックスをつくる

ではさっそく蜜蝋ワックスを作ってみましょう。

手づくりは原料が完全に把握できること、自分好みにアレンジできるのがすばらしいメリットですね。

材料

蜜蝋ワックス 材料

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蜜蝋は常温で固体です。融点が高く、かなり高温でないと溶けません。そのため他のオイルを混ぜて扱いやすくします。

一般的には亜麻仁(あまに)油か荏胡麻(えごま)油、胡桃(くるみ)油などを使うようですね。これらは「乾性油」といって時間を置くと乾くオイルです。木材の表面に塗っても乾かせばサラッとするんですねー。

逆にオリーブオイルは「不乾性油」で乾きません。しっとりとした仕上がりになりますが多すぎるとベタつきを感じるかも。乾性と不乾性の中間の半乾性油もあります。

今回は定番の亜麻仁油に少ししっとり感を出すためにオリーブオイルも足してみました。そこに蜜蝋を加えて固めていく感じですね。ラベンダーのエッセンシャルオイルも入れてほのかに香るワックスを作ります。

手順

蜜蝋ワックス

1.計量

蜜蝋20g、亜麻仁油50g、オリーブオイル30gで計100gになるようにしました。蜜蝋の割合が多ければ多いほど固いワックスになります。1割あればいいようですが、今回は試しに2割のレシピです。

蜜蝋ワックス

2.溶かす

湯煎で溶かします。蜜蝋がなかなか溶けないのでやきもきしますが、のんびりいきましょう。

およそ70℃前後で溶けてきます。

蜜蝋ワックス

3.容器に移す

すべて解けたら容器に移します。精油を入れる場合は60℃くらいに下がってからがいいでしょう。温度が高いと精油の成分が劣化しやすいようです。

でもモタモタしてるとすぐに固まり始めるので、なるべく早めに移し替えます。画像を見てもビーカーに残ったワックスが温度が下がって固まってます。

蜜蝋ワックス

完成!

冷えて固まったら完成です!レシピを簡単に書いたシールを貼っておくとド忘れ防止になります…

今回は蜜蝋2割で作ったので結構固めのテクスチャーに仕上がりました。冬場なので更に固い感じですね、気温が高ければまた違うかと思います。

自家製蜜蝋ワックスは簡単なのに便利!

蜜蝋ワックス

買うとそれなりに高価な蜜蝋ワックスですが、蜜蝋さえあれば手持ちのオイルと混ぜて簡単につくることができます。

溶かして固めるだけという手軽さなのでぜひチャレンジしてみてくださいね!

使いかたもシンプル。ウエスやボロ布でワックスを取って、木の肌に塗り伸ばしてあげるだけ。

家中の木製製品を磨きたくなること間違いなしですよ。オイルで艶が出たものたちを見るとなんとも嬉しい気持ちになります。精油を入れればほんのり香って一層心地よいです。

今回使用した材料はこちら

ちょっとした補足

  • 蜜蝋には精製(白い)・未精製(黄色い)があるがどちらでもかまわない。未精製は蜜蝋の微量成分がより多く残っており香りや色が「それらしい」ので向いてるといえば向いてるかも。
  • 精油は揮発するのでよほど多く入れなければ香りが残ることはありません。
  • 不乾性の油を使っちゃいけないことはない。今回のレシピくらいではまず気にならないし、不乾性油だけをそのまま塗ってたとしても拭き取れば支障はない。

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